「魔王城地下ダンジョン」リプレイ - みんなで作る黒歴史ノート

設定参照

最強魔法

魔王　烏兎　が魔王城地下ダンジョンに潜入
パーティはB1階に到達

烏兎：――というわけで、やってまいりました、魔王城・地下ダンジョン！　魔王様としもべの私が、どこまでダンジョンの地下深くに進めるか挑戦します。ローグライク系RPGみたいな感じで。
魔王：説明ゼリフ、ご苦労です。
烏兎：しもべですから。どうしてまた魔王様は、ダンジョン攻略なさる気になったのですか？
魔王：ハマッていたゲームが一段落したので、そろそろウチのダンジョンに潜ってみようかなと。
烏兎：トホホ、そんな理由ですか……。
魔王：自城のダンジョンを攻略できないのは、魔王的にどうなの？　というメンツもありますけどね。

パーティはB2階に到達

烏兎：今回、攻略の策はおありで？
魔王：フハハハ！
烏兎：魔王っぽい笑いで、ごまかさないでください。
魔王：「悠久力吹雪」という最強魔法を習得しました！
烏兎：おおっ！　いかにも最強（厨）っぽい名前ですね。
魔王：これは大気を氷結させる魔法。相手は死ぬ。自分も死ぬ。
烏兎：ええっ！？　自分もやられるんじゃ、意味ないのでは？
魔王：部屋を整理してたら、たまたま見つけた魔法書なんで、こんなものでしょう。
烏兎：「100ゴールド均一ショップ」の方が、まだましな魔法書を売ってそうですよ。
魔王：ただ、このダンジョンの仕様で、僕のようなアンデッド属性は、一回だけHP1で復活できる。なので、対ボス戦で有効かなと。
烏兎：私はどうなります？
魔王：仲間も死ぬ。
烏兎：ひどい……。

スペック不足

パーティはB3階に到達

魔王：でもそれだけでは、途中のザコに通用しません。
烏兎：ローグライクっぽく、入手した武器・魔法しか使えない、という設定ですしね。最初から持ち込んだ「悠久力吹雪」は別だけど。
魔王：烏兎は何か持ち込んでいますか。
烏兎：特にありません。
魔王：使えない奴です。そこで仲間を召喚です。
烏兎：召喚できるんですか。
魔王：ワープ可能な「扉」を設置する能力が、僕にあることは知っていますよね。
烏兎：はい。
魔王：扉を通じて呼び出すことは、召喚することとほぼ同義なんです。
烏兎：なるほど。

パーティはB4階に到達

魔王：さっそく召喚してみましょう。

魔王　は　ザリス　を召喚

ザリス：わたし……魔術師ザリス……。
烏兎　：こういうキャラでしたか、彼女は？
魔王　：僕のドアがスペック不足*1だからです。悪いのはスペックです！
烏兎　：「悪いのはアルセスです」以外のパターンが出ましたね。
ザリス：わたしがここで使える魔法……「ゲヘナ・ブレイズ」……。
烏兎　：被召喚者は、スキルを持ち込める扱いなんですね。ちなみに、被召喚者は倒されても、元の世界に帰るだけです。

パーティはB5階に到達*2

烏兎　：おっと、敵さんがおいでなさった。ザコも集団で来られると面倒ですね。
ザリス：わたしに……まかせて……。

ゾンビ　が現れた
オーク　が8体現れた
ゾンビ　は　魔王　を攻撃
魔王　に1ダメージ
魔王　は　ゾンビ　を攻撃
ゾンビ　に23ダメージ
ゾンビ　は倒れた
しかし　ゾンビ　はアンデッド属性　HP 1で復活
ゾンビ　は　烏兎　を攻撃*3
烏兎　に　2ダメージ
烏兎　は　ゾンビ　を攻撃
ゾンビ　に5ダメージ
ゾンビ　は倒れた
ザリス　は　ゲヘナ・ブレイズ　で　オーク　を攻撃
オーク　たちに22ダメージ
オーク　を8体倒した
オーク　は宝箱を落とした

魔王　：さすがザリス、と言っておきましょう。
ザリス：……わたしを必要とする者のためには……魔力を惜しみなく使う。
烏兎　：宝箱を開けてみましょう。

宝箱を開けた
フリエル　を手に入れた
ルシフェリン　を手に入れた

フリエル

パーティはB6階に到達

魔王　：わーい。ザコなのに、けっこう良いアイテムを落としますね。
烏兎　：どんなアイテムですか？
魔王　：この光線銃のようなものは「ルシフェリン*4」といって、キュトス専用武器です。なので、僕が装備します。このハンマーのようなものは「フリエル*5」といって、能力値無視で相手のHPを半分にする武器です。
烏兎　：そんな設定ありましたか？
魔王　：フリエルは「様々な能力・機能」を持つといわれているので、まーいいでしょう。
ザリス：フリエル……端数処理……四捨五入？
魔王　：それは不明ですが、そんな細かいことは、ダンジョン攻略に、関係ないでしょう。
烏兎　：まーそうですね。
魔王　：このフリエルは、力も魔力もない烏兎が装備しなさい。
烏兎　：はいです。ザコが出現したら、さっきのようにザリスさんの全体魔法で一掃。ボスに出くわしたら、私がフリエルでHPを削り、魔王様がルシフェリンでトドメを刺す、という流れが理想的ですね。

ボス

パーティはB7階に到達

警報装置：ジャーン！　ジャーン！　ジャーン！
アルセス：……。
魔王　　：げえっ、アルセス！
烏兎　　：ボスの出現にランダム性があるとはいえ、こんな低層階でアルセス神がお出ましとは！
ザリス　：これは……ひどい……乱数……。
魔王　　：（世界のシステムに介入されたような陰謀を感じるな）。
アルセス：奇遇だね、ワレリィ。
魔王　　：またアルセスですか。何でまた、こんなところまで。
アルセス：ぼくは召喚されただけさ。ザリスのようにね。*6
ザリス　：被召喚者は……憎しみもないのに……敵同士になる……運命……。
魔王　　：悪いのはダンジョン攻略の邪魔をするアルセスです！
アルセス：その言葉、そのまま返すよ。ダンジョン防衛の邪魔をするワレリィ。
ザリス　：……来る！