2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

11月4日への扉 3章の概要

――過去に自分が住んでいた家 ループによって自分の過去が変わってしまったことを知った主人公は、述懐するだけだったループ前の過去ではなく、ループによって変わってしまった自分の過去を追い求める。同時に「財団」に連絡を取ろうとするが、彼らは痕跡を消…

11月4日への扉 2章の概要

――ループから戻ってきて暫く後の世界 主人公は狭いマンションの部屋で座った目で虚空を見つめている。室内には酒と煙草の据えた匂いが充満している。(1章の頃より荒んだ描写) 場所モデルは北区赤羽。 結局、家族は戻ってこず、また過去が改変されて独身の…

更新履歴

http://d.hatena.ne.jp/hyperlore/20110511/1306252745 上記ページを追記してタイトルを修正しました。 「ザリスについて」→「私たちの活動、すなわち書なる書の編纂について」 このページはザリスアカウントのポータルページとして用いる予定です。

11月4日への扉 序章の概要

(概要) 序章. 駅のホーム、モデルは京浜急行線新馬場駅(90年代初頭)。この駅は急行・快速は止まらない。 11月3日、休日とあって人もまばらなホームで電車待ちをする少女を主人公線路に突き飛ばす。走りこんできた通過列車に轢かれ血まみれの肉片と化す少…

私たちの活動、すなわち書なる書の編纂について

低級な説明: 一冊の書を考えよ。無限項の書物である。書には全てが記されている。世界の全てのことがらと、ありえたかもしれない世界の全て、そしてありえなかった世界の全てが、この書の中に含まれている。しかし書は、終焉の獣によって損なわれた。書は引…

11月4日への扉(仮)

(内容) ループ物。ただしループ自体ではなく、ループから抜けた後が中心の話である。 テーマは『罪と罰』、そして『初恋』である。 ただし『初恋』は主人公にとってのそれではなく、またヒロインのそれでもない。(概要) 主人公は11月1日〜11月3日を繰り…

女の体は炎に包まれつつあった。 その姿が煙に包まれ、見えなくなっていく様をお前は人ごみから見ていた。 元は貴族の娘ということで薬を嗅がされ眠らされているとは言え、その身体が火あぶりになる様を、人々は魔女狩りの熱狂に酔った頭で見ていたが、その…

エデンの向こう側

(http://throw.g.hatena.ne.jp/sasuke8/20080507/p1より転載・一部改変) 夕方、作業小屋。開いた戸口から、オレンジの光が入る。 青年と少女、二人。 少女が笑顔を作り、青年に声をかけた。 「写真見たよ。いい人そうじゃない」 「うん」 「健康そうだし、…