フィクション・パトロール起源
比喩でなく、物語が現実と同じくらいの強度を持ちうる時代。
仮想現実は、血と肉に加えて心まで作りだすことが可能になった時点で仮想が脱却し、ただの現実となった。この世界では、物語(文字もしくは絵によって表現された世界)は『システム』によって、もう一つの世界として具現化される。小説は既に読むだけではない、体験型エンターテイメントとして位置づけられている。それらは単なる文化の革新ではなく、人間の存在、ひいては、世界そのものを揺るがすものであった。
数年後、今なお議論され改正されつづける『虚構法』が成立し、同時に『虚構警察』、通称『F・P(フィクション・パトロール)』が発足される。虚構法の原則は一つ、「虚構内人権の尊重」である。
メモ
- 創作内の物語世界を現実化するシステムがある世界を考えます。
- システム登場による虚構の現実化から、その逆の現実の虚構化があり、物理的現実からの脱却(消失)、そして消失からまた現実への回帰していく、時代の移り変わりを、年代記のように断片の積み重ねで創っていきたいと思っています。創ってください(なんのこっちゃ)
- 物理的現実から脱却している時代 ( RightNovel - みんなで作る黒歴史ノート )
- フィクション・パトロールは、藤子F不二夫先生のT・Pぼんのタイム・パトロールの役割の時間を創作に置き換えてます。
- 外部リンク(前に考えていたこととか)
- 想像力が刺激された部分が少しでもあれば、勝手に設定追加したり、物語書いたり、似たようなのあるよとか、アドバイスとかしてもらいたいです。