Erlkonig

神話について

この文字列はゆらぎの神話・アリュージョニスト・アリスピ アドベントカレンダー2017のために魔王城の地下書庫から掘り出した怪文書です。このような文書は地下書庫からたまに見つかるのですが、実際何者かがこのような文章を潜ませたのか、単にランダム生成…

雑記

以前Twitterに流してまとめてもらったものを貼っときます。。 レストロオセ四十四士 http://togetter.com/li/314644 あと『魔法少女きゆら』ネタをこれも結構前にTwitterにhyperloreタグでたらたら流してました。こちらは未まとめですがhyperloreタグで追え…

美少女地獄外道祭文/とるに足らない少女の死

(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=816716 からの転載) あれはいつのことだったでしょう。私とたずさちゃんは、最寄り駅から家に帰る途中でした。塾の後だったか、連れだって買い物にでも行った帰りだったか……理由はよく覚えていませが、既に10時を回…

再起動された魔界に関する言理的側面からの説明

pixiv:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=332737 参考:私たちの活動、すなわち書なる書の編纂について 注:この文章は降霊翻訳システムCRW&RBTによって自動筆記されたものです 時として、意識は唐突に発生する。たとえば、このように。 「私はザリス…

更新履歴

http://d.hatena.ne.jp/hyperlore/20110511/1306252745 上記ページを追記してタイトルを修正しました。 「ザリスについて」→「私たちの活動、すなわち書なる書の編纂について」 このページはザリスアカウントのポータルページとして用いる予定です。

身の上話

うっかり恋人を殺してしまった神様が悲嘆に暮れて恋人の遺体を71のバラバラの肉片に分解したらそれぞれの肉片が女の子の姿に変わって71児の父になったけど俺の恋人が死んだ身代わりのように生まれてきたお前らなど絶対赦せんと嫉妬に狂って71人の娘たちを次…

魔界の始まりについて

宇宙は滅びの運命に取り込まれていた。しかし宇宙の管理権限を持つある男がパラメータの徹底的な価値相対化を図ったため、絶対的に思えた滅びの運命もまた、無数に存在しうる取るに足らぬ運命のうちのひとつにまで矮小化された。 こうして宇宙の危機は去った…

美少女地獄外道祭文/三角錐に包まれた脊椎の神への愛

(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=76220 からの転載) 実に遺憾なことながら、私の学校には変な人がいっぱいいます。「いっぱいいます」というのはまだしも控えめな表現で、生徒・職員の半数はその言動からして明らかに変人ですし、残りの人々も私を…

美少女地獄外道祭文(2) アグニちゃん窓を突き破る

趣味というほどではありませんが、日記を書くのが私の習慣です。 たいていは、その日の出来事を羅列するだけで終わります。けれど、一度筆が乗ってしまうと、自分の主張や所感をまとまった文章で記録する、いわゆる"読みもの"を書こうという欲がわいてしまい…

『美少女地獄外道祭文(1) 外道少女殺人ホメオパシー』

(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=53489 より転載) 友達が外道です。ヤクザ屋さんとかではありませんが、人間としてひどいのです。クズと言ってもいいかもです。彼女はアグニちゃんといって、ちょっとしたことですぐにテンションを上げて騒動を起こ…

架空ゲーム評:紀仙のナプサガプレイメモ

やあ、悟りを開いて以来、アカシックレコードからDLしたレガシーゲームばっかりやってる紀仙だよ。今回プレイするレガシゲーはこの『ナプラサフラス・サーガ』、わが故郷パンゲイアの近世文化興隆時代を舞台としたフリーシナリオRPGだ。 MMMODO(Massively Mu…

がらくたの重火器と、少女らの無数の屍

ある種の娘たちは、なぜあのようにふるまうのか。現実的な困難や社会的不承認、あるいはより空想的な感覚に由来するスピリチュアルな痛みから己の身を守るため、いかなる現世的な武器も持たない無力な彼女らは、神秘と呼ぶにはあまりにも底の知れた安っぽい…

不治の病

1 英は私の友達だ。 2 口草英の英の字は、これひとつで"あや"と読む。"はなぶさ"という読みもあるらしく、初めて出席簿を手にした先生などはよく誤読してしまう。わざわざ凝った読み方をされる度に訂正する英の姿はわがクラスのお約束で、ストレートに"えい"…

スペック不足(注釈つき)

注釈なし 「ザリス」*1 魔王だ。「ザリス、どうかしました? 気分悪そうですよ?」 私の気分が悪いのはいつものことだ。「私の気分はいつも悪いんや。この気持ちは誰にも邪魔させん」「さいですか」 魔王は座った。座った?*2「魔王」「はいな?」「何に座っ…

スペック不足

「ザリス」 魔王だ。「ザリス、どうかしました? 気分悪そうですよ?」 私の気分が悪いのはいつものことだ。「私の気分はいつも悪いんや。この気持ちは誰にも邪魔させん」「さいですか」 魔王は座った。座った?「魔王」「はいな?」「何に座っとるん」「え…

有料オプション継続

株式会社はてなに3000円ぶち込みまして、共同編集のための有料オプションをどんと1年間延長しました。このお金を無駄にしてはなりません! せっかくなので何かしら使いましょう。(下僕の財布から勝手に抜いたお金ですけど……。)

【急募】【拡散希望】【RTお願いします】【興味がなくてもリツイートを!】【できるだけ多くの人に知ってもらいたい】【本当に大変な問題です!】【知らないでは済まない】【RT推奨】【絶対拡散】【おなかすいた】【ねむい】【ひざの裏側かゆい】【納豆は日本の伝統だと思われていますが、実は魔界が起源。これ豆知識】

このブログの共同編集設定を維持している毎月280点のはてなポイントが今月で切れるそうです。おのれ……。

ザリス・ノート/2

とある平行世界の私は、何者にもなれずに死んだ気がする。この世界の私もまた何者でもない。しかし"何もかもが起こりうる"という魔界の特性ゆえに、同時に私は何者でもありうるのだ。この全能性は一見福音だが、しかしそれこそが真の恐怖ではないか。何者で…

膨張せる書なる書

書なる書は膨張をはじめた。あるいは書なる書はこれまでも常に膨張し続けていたのかもしれぬが、書なる書の膨張が観察されたことによって晴れて書なる書は膨張する性質を明示的に与えられた。膨張する書なる書は書庫探検家らによって持ち運びやすいように細…

タイトル戻してみました

どう考えてもこっちの方がキャッチー。笑える 理念はともかく、雰囲気や実情はこっちの方がよく表してる 気持ち的にこっちの方がお高くとまってなくて気楽に書ける感 「ハイパー・ロアー・プロトコル」とかかっこつけて一般的じゃない横文字つかってんじゃね…

メモ

出だしの一ページだけ書いて放置された物語の、なんと多いことか! 続きません。

結末について

過去のあらゆる脈絡と無関係に、気づくと私はそこにいた。 今時珍しい七三分けで薄い眼鏡をかけたその人は、きっちりした背広を身につけて、いかにも仕事人間という感じだった。大型のプロジェクトを仕切るバリバリのビジネスマンというよりは、地道な訪問販…

鏖餅事件

黎妃、四十四士集いて茶会を催す。饗された餅にて、志士悉く喉詰まらせて息絶えぬ。黎妃、志士の肉を地獄に捧げて邪神と成らん。此をもって人、肉体則ち餅と為さん。

俯瞰しまして

ダイアリーはメモ、下書き、落書き、一枚書ききりの原稿用紙的に使う グループはまとめように体裁を整えて使う みたいな使い方がいい? いずれにしても、はてなの呪縛から逃れられませんのう。はてなであるというだけで、受け皿を狭めてる感。wikiを借りると…

続きません。続けてもいいです。

四十四士

http://wiki.livedoor.jp/flicker2/d/%a5%ec%a5%b9%a5%c8%a5%ed%a5%aa%a5%bb%a4%ce%bb%cd%bd%bd%bb%cd%b5%b3%bb%ce あらすじ 古代ジャフハリム王朝時代末期、一代にて権勢をふるったレストロオセ妃は、夫王の死後隠居する。しかし、いまだ名高いその名声を恐…

スピリチュアルペインズの断片

自分の欲求を正確に認識しなさい、と先生は言った。「自分の欲求を正確に認識しなさい。それができている人は、意外と少ない。欲求に対して行動を正常に接続できる人は、滞りなく目的を達成することができます。けれど、欲求と行動の接続に齟齬がある人は、…

物語批判

物語は危険だ。 たとえば、少年が異世界に行き、冒険し、経験を積んで帰ってきたとしよう。そこに少年の成長を見い出すのは間違っていない。しかし、そのような事例が積み重なった時、私たちは「行く→成長する→帰る」との構図を見いだすようになる。つまり、…

抽象について

それでは「抽象」の話をしよう。 まず、「抽象」的であることを「曖昧」と同様のニュアンスで捉えないでいただきたい。言葉の本来の意味を考えれば、これは明白なことだ。 たとえば、あなたはとある問題を解決するために式を立て、xに関する不等式を解く。そ…

不特定点

ザリス・ノート (断章) 私は、その時眠っていたと思う。中が空洞の腐った木の幹をへし折るような音、あるいは束ねた厚紙を引っ張って無理矢理ひっ千切るような音……しかも潤沢な湿気をたたえたような、いずれにしても生理的に不快な気配が私の意識を呼び戻し…